kamemomijiのブログ

日々の何気ない日記

【絵本の感想】ともだちや 作: 内田 麟太郎

f:id:kamemomiji:20231225231347j:image

 

主人公のきつねが、本当の友達を見つけるまでのお話です。友達はお金で買えないことも学ばせてもらえます。

 

絵本タイムは、息子のなんで?タイムでもあります。そして親の回答力も問われます。

 

『なんで、きつねは友達屋さんで1時間100円とるの?』

『なんで、きつねは好きでもないいちごを食べてるの?』

『なんで、きつねは帽子を捨てたの?』

『なんで、お星様出てるの?』

 

私の解釈で全て答えましたが、なんできつねはこのような行動をとったんだろう?

と考えて読むことで、絵本の奥深さを感じることができました。

 

特に考えさせられたのは、ともだちやのお客さんであるくまに勧められて、きつねがいちごを食べたシーン。

普段いちごを食べないキツネは、ぐったりしてしまいます。

 

下記、私の頭の中↓

----------------------------------

嫌なことやものを言えない友達って、本当の友達ではないよなー(´・_・`)

というか、そもそも遊ぶのにお金をもらっている時点で友達ではないか

 

そういえば最近、距離を置いている友人グループでは、

『嫌と言いにくかったり、ありのままの自分でいられないことがストレスだったなー』

『パーソナルスペースに入りこまれるのが嫌だったなー』

 

『ずっと仲良くしていたい友人は、価値観が合う人だったり、尊敬する人だったり、刺激をもらえたり、思いやりがあったりするもんなー』

 

----------------------------------

 

あと、息子の

『なんで、お星様出てるの?』の問いにもはっとしました。

 

好きな友人(オオカミ)との時間はすぐ過ぎるので、夜まで遊んだのかもしれません。

そういったことを作者は、描写していたのかな?

などなど、息子がなんでなんでと聞いてくれるおかげで、自分自身も絵本の内容について考えるきっかけになりました!

 

子供は凄いということ、文章を読んでいるだけではいけない、と思った本日の読み聞かせでした。